友遊ボールのルール

1.「インプレー」と「ボールデッド」

打者の打撃からボールデッドまでをインプレーとする。走者はインプレーの間は自由に走塁できるが、ボールデッドになった時点で第2項記載の進塁・帰塁が判定される。野手は打球を捕球したら、守備返球(インプレー)とピッチャー返球(ボールデッド)が出来る。

ボールデッド

・野手がピッチャーに返球する(ピッチャーと宣言し返球)
・打球がゴロで40mラインを超えたとき(エンタイトルツーベース)
 ※ダイレクトで40mラインを超えた場合はホームランです。
・守備側が送球したボールが3mのデッドゾーンから出る(ワンベース)

守備送球

・打者走者及び、走者をアウトにしようとする野手の送球及びボールを持っての触塁

ピッチャー送球

・野手がピッチャーへの返球動作を開始、または、ピッチャーへの返球を宣言した場合とする。なお、返球宣言には引続きの返球動作を伴うものとする。

2.「見なしライン」(進塁・帰塁)

見なしラインとは、インプレー中に打者走者・走者の進塁または帰塁を判定するラインである。インプレー中(守備側の打球処理の間)走者が見なしラインを超えた場合には帰塁は出来ない。ただし、帰塁義務走者には適用されない。

ピッチャー返球でボールデッドになった場合、この時点で走者が見なしラインを超えていれば次塁へ進塁、手前であれば帰塁が認められる。後続走者の帰塁は先行走者が基準となる。

※帰塁義務走者とは、フライ及びライナーで直接捕球された場合の走者及び、先行走者帰塁時の後続走者を言う。

3. ピッチャーサークルと5mライン

本塁から5mの位置に引かれた5mラインの中心点に半径1mの円がピッチャーサークルです。ピッチャーは、この円の中から打者に投球する。

ただし、投球後は打球を避けるためにサークルから出ることは許される。5mラインとは、近距離からの打球直撃を避ける安全ラインです。

野手は打者が打撃を行うまではラインの内側に入れない。ただし、打撃後はサークル内での打球処理ができる。

4. 反則打撃とその理由

打者は頭上より高いボールを打つことを禁止する。再度繰り返した場合は打者にアウトを宣告する。野球のバッティングとは、異質のテニスのサーブあるいはバレーボールのアタックの様な縦方向の打撃を禁ずるものである。

5、抗義または意義の申し立て

試合終了後、判定等に対して抗義または意義の申し立てはすべて認めない事とする。

友遊ボール競技 区画図

千葉県少年野球友遊ボール大会競技 規則より一部抜粋