公認野球指導者基礎 U-12 資格取得

間野台ジャイアンツから長谷川コーチと平野コーチの2名が、2020年度ベースボールコーチングクリニック(BCC)を受講し、公認野球指導者基礎 U-12を取得されました。この資格は初の野球界共通 指導者資格(硬式/軟式の区別がなく、特定の団体に所属していることを条件としない資格)となり、全国で800名しか資格を保有しておりません。

今回高い志を持って資格を取得された2名に選手育成の理念について聞いてみました。

第1弾は、チームの副幹事長兼3年以下チームのヘッドコーチとして、主に低学年のこどもたちを指導している長谷川コーチです。

――公認野球指導者基礎U-12の資格をなぜ取得しようと思いましたか?――

長谷川:「お父さんコーチ」として今のチームに関わり始めて、自分の経験値だけで子供達に接することに限界を感じていました。私は学校で教師をしているんですが、教員免許がなければ学校に勤めることはできません。

ならば、野球の指導をするならば、それ相応の資格が必要だし、研修を受けるべきだと感じていたところに、今回のU-12指導者の資格取得の機会に巡り会えたというところです。

――講習の中で勉強になったことは?――

長谷川:私は一応、球歴が40年あるんですが(笑)、投げること、捕ること、打つこと、走ることのどれをとっても新鮮な勉強の時間でした。講師の大石さん(元巨人→近鉄)から教わった「バウンドを予測する」ということがその一つ。これまで常識として「とにかく前に出て捕れ!」と指導してしまっていたことで、ボールをしっかり見ることをおろそかにさせていたことを自覚させられました。今まで感覚でやってきたことを、一部は理論的に認められたり、多くは否定されたりで…、あと30年早く勉強していたらプロ野球選手になれたかもしれません!(管理人注:どうでしょう?可能性はあったかも😅)大石さんが紹介してくれた、少年期の子供達が楽しく野球に取り組める指導法も早速練習に取り入れています。

――今後どのような指導をしていきたいですか?――

長谷川今後は「勝利」することだけを目的とするのではなく、中学、高校、その先の生涯にわたってプレーし続けてくれる選手を育成したいです。そのために、まずは、選手が少年期に、心も体も故障しないように見守っていきます。

 間野台ジャイアンツは、今後も指導者が学び続けるチームとして活動していきます。